長崎を訪れたら味わいたい!唐灰汁の効いた麺と鶏ガラスープの「ちゃんぽん」

長崎県を旅する方におすすめしたい『共楽園』(長崎県長崎市古川町5-4)について紹介している記事です。
創業70年以上になる「ちゃんぽん」と「皿うどん」の専門店

長崎電気軌道蛍茶屋支線のめがね橋駅から歩いて3分ほどの中島川にかかる国の重要文化財『眼鏡橋』のたもとに店を構える『共楽園』。
長崎を代表するソウルフード「ちゃんぽん」と「皿うどん」の専門店で、地元民に長年愛され県外からの旅行者からも大人気の、平日でもお昼時には行列ができるお店です。
清潔に保たれた店内は温かみのある食堂の様な雰囲気で、席はカウンターとテーブル席があります。
メニューは「ちゃんぽん」と「皿うどん」の他、「そぼろ皿うどん」、「焼きめし」、「ごはん」とシンプルな構成になっています。

看板メニューの「ちゃんぽん」は夏は浅蜊、冬は牡蠣と季節によって使用する海鮮を使い分ける目にも鮮やかな具沢山な逸品!

スープは3~4時間ほどしか煮込まない昔ながらの製法で抽出された鶏ガラ100%の微乳化したスープ!あえて長時間煮込まないことで、季節によって異なる海鮮(アサリ又は牡蠣)のエキスがじっくり溶け出すそうです。
一口目はあっさりとした味わいが口の中に広がり、食べ進めるほどに野菜、魚介、豚肉などの具材の旨みや甘みの重層的な味わいと余韻を感じることができる、最後までゴクゴクと飲み干せる極上スープです。

麺は長崎県内だけ製造を許され、限られた製麺所でしか作られていない希少な唐灰汁(とうあく)入りの中太麺!
腰がなくなるまで煮込んでいることでモチモチとした食感ではないがスープとよく絡み、具との一体感が高いと感じさせてくれる味わい深い麺です。

具は浅蜊、烏賊、豚肉、かまぼこ、キャベツ、もやし、キクラゲ、ネギなど盛り沢山!野菜はスープと同時に煮込まれることで凝縮された旨みが溶け込んでいます。
あっさりなのにコクがある最後まで飲み干せるスープが秀逸な王道「ちゃんぽん」のあるべき姿といえる逸品!長崎を訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!
共楽園
〒850-0851 長崎県長崎市古川町5‐4
*この記事は2023年10月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2023/10/26に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。