湯どうふの概念が変わる!佐賀・嬉野温泉に来たら味わいたい「温泉湯どうふ」

佐賀県を旅する方におすすめしたい『宗庵 よこ長』(佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2190)について紹介している記事です。
昭和32年創業の「温泉湯どうふ」発祥の豆腐料理専門店

JR九州の嬉野温泉駅から車で5分ほどの嬉野温泉街に店を構える『宗庵 よこ長』。
今や嬉野温泉を代表する名物料理となった「温泉湯どうふ」の発祥店として知られている昭和32年創業の豆腐料理専門店です。
初代店主の実家が豆腐屋で、温泉水に豆腐を入れて炊くと豆腐が柔らかくなることに着目し、それを料理に取り入れて活用し商品にしたのが「温泉湯どうふ」の始まりだそうです。
店内は木を基調としたシンプルな温かみのある内装で、席はテーブル席と座敷席が用意されています。
メニューは嬉野名物の「温泉湯どうふ」をメインに、「各種定食」、「うどん」や「そば」、「丼もの」など豊富なメニューが揃います。

「湯どうふ定食」には「寄せ湯どうふ」に数種類の小鉢とご飯がついて提供されます。
使用している「豆腐」は佐賀県産の大豆を使い、「湯どうふ」に最適な固さになるよう調節した「木綿豆腐」を丁寧に手作りしています。


白濁している「湯どうふ」は嬉野温泉の弱アルカリ泉を使い、注文が入ってから炊き始める逸品!嬉野温泉のお湯は古来より胃腸に良いとされ、豆腐の旨味を引き出すと共に、口当たりが一層滑らかになっているのが特徴です。
豆腐を出汁と温泉でコトコト煮込むことで、豆腐が温泉水でトロッと溶けだして円やかな湯汁に仕上がっています。湯汁自体に味が付いているので豆腐といっしょに湯汁もそのまま味わえます。

まずは、何もをつけずにそのまま食べるのがオススメ!角がとれるほど煮込まれた豆腐はホロッと崩れる柔らかさで、ほのかな大豆の甘みととろけるような舌触りがヤミツキになります。
白濁の湯汁を一緒にレンゲですくって口へ運べば、旨み成分が湯汁に溶け出した優しい塩加減の湯豆腐を存分に堪能することができます。


「特選湯どうふ」はエビ、玉子、インゲン、キャベツ、カニカマ、シイタケなど、様々な具材がたっぷり入った逸品!「寄せ湯どうふ」とはひと味違う味わいです。

「湯どうふ」と一緒に注文したい「ばあちゃんのおからコロッケ」は、おからや数種類の具材を使った外はカリッ、中はフワッの素朴な味わい!
「湯どうふ」の概念を変えてくれるこだわりの自家製豆腐を使用した逸品!佐賀に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!
宗庵 よこ長
〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2190
*この記事は2023年9月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2023/10/01に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。