創業70年を超える京都ラーメンの代表格!京都の老舗で啜る元祖・北白川ラーメン

京都府を旅する方におすすめしたい『中華そば ますたに 北白川本店』(京都府京都市左京区北白川久保田町26)について紹介している記事です。
70年以上の歴史がある「北白川ラーメン」の発祥店であり、現在も人気の絶えない老舗銘店。

北白川の銀閣寺付近に位置する『中華そば ますたに』の創業は1947年。
70年以上の歴史がある「北白川ラーメン」の発祥店であり、現在も人気の絶えない老舗銘店です。
「北白川ラーメン」とは、鶏ガラを主軸とした濃いめの醤油スープにたっぷりの豚の背脂を敷き詰めたもので、所謂『背脂チャッチャ系ラーメン』とも称されています。
現在は京都駅ビル10階の『京都 拉麺小路』にも支店が出店されており、3代目が切り盛りされており、ここでしか食べられないメニューもあります。
メニューは実にシンプルな潔い構成で直球勝負!

メニューは実にシンプルで「ラーメン」の並・大盛、「チャーシュー麺」の並・大盛、「ライス」、「漬物(たくあん)」という潔い構成となっております。
今年8月1日より、昨今の原材料高騰であったり人件費や設備投資等のコストアップにより価格改定をされていますが、それでも「ラーメン並」が一杯750円(税込)は、この辺り界隈で提供しているラーメンの価格よりも安い。
このメニューがおすすめ!
これが長年愛され続けている元祖の「北白川ラーメン」

今回は「チャーシュー麺大盛」を注文。
白濁とした鶏ガラ醤油のスープにたっぷりの豚背脂が表層を敷き詰めた一杯は見た目が実に重たそうに見える。
ところが見た目とは相反し、あっさりとして甘味があり、コクに深みがあってまろやかな味わい。少量の特製一味が仄かなピリ辛のアクセントを持たせております。
中盤に胡椒を掛けるのも美味しい食べ方ですが、卓上にあるお酢をぐるっと一周回して掛ける事で、まろやかさが一段と極まる味の変化を楽しむのが通の食べ方です。

麺は茹できった細麺で割と柔らかめな歯応えですがスープがよく絡み、するすると啜り心地もよくスープとの相性も抜群です。
ほろほろになるまで煮込まれた味付けのしっかりとしたチャーシューも、シャキシャキの新鮮な九条ネギも、この一杯の名脇役となっています。
ライスの上にチャーシューをバウンドさせて食べる食べ方も、間違いなく美味い食べ方です。
『北白川本店』は、2代目の店主をはじめ、御歳を召されたスタッフが多いのですが、とても丁寧なご対応で居心地も非常によく、アットホームな雰囲気を醸し出しており心も胃袋も満たしてくれる、そういうお店です。
中華そば ますたに 北白川本店
〒606-8266 京都府京都市左京区北白川久保田町26
*この記事は2023年9月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2023/10/10に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。