佐賀ラーメン発祥店の味を引き継ぐ老舗!佐賀に来たら一度は食べたい「ラーメン」

佐賀県を旅する方におすすめしたい『らーめん もとむら』(佐賀県佐賀市鍋島町大字八戸1144-1)について紹介している記事です。
1980年創業の佐賀ラーメン代表格とも言える名店

JR九州長崎本線の鍋島駅から歩いて15分ほどの新栄通り沿いに店を構える『らーめん もとむら』。
佐賀ラーメン発祥店と言われる『一休軒 本店』から暖簾分けしたお店で、本店が閉店した際に「一休軒 鍋島店」の店名を「らーめん もとむら」に変更した「一休軒」の味を今に受け継ぐ貴重なお店です。
店内は昭和の大衆食堂を思わせるノスタルジックな雰囲気で、席は厨房前のL字型カウンターと4人掛けのテーブル席が3卓あります。
メニューは「ラーメン」、「玉子ラーメン」のラーメン2種類に「ギョーザ」、「いなり」、「ごはん」と極めてシンプルなラインナップです。

「ラーメン」は緩やかな乳化を保った半白濁した豚骨スープに中細麺。麺の上にはチャーシューと共に海苔や刻み青ネギがのった佐賀ラーメンの王道のビジュアル!

継ぎ足して作る豚骨100%のスープは豚骨臭が軽く漂い、博多の一般的な豚骨とは違いサラサラな印象です。
一口含めばとても柔らかい口当たり。ほどよい塩味の中に、食欲をそそる余計な脂分を一切感じさせない精度良く抽出された豚骨の旨味が溢れ、奥深いコクの余韻がじんわりと持続していきます。

麺は地元の製麺所から仕入れている中細ストレート!
羽釜で泳がせ巧みな平網捌きから繰り出される麺は絶妙な硬さで茹でられており、適度なコシと歯切れに良さがある喉越しも良い麺です。噛み締めると小麦の甘味と豚骨スープの旨味が重なることで、味わいに一段と膨らみが増していきます。

具はチャーシュー3枚、海苔、刻み青ネギ!
薄切りスライスのチャーシューは脂身が少な目で、噛み締めると柔らかな歯応えでしっかりとした塩味を感じることができます。
博多ラーメンや久留米ラーメンとも違う独特の味わい!佐賀に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!
らーめん もとむら
〒840-0857 佐賀県佐賀市鍋島町大字八戸1144-1
*この記事は2023年9月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2023/09/17に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。