家庭を超える究極の家庭の味!東京・蒲田の行列店で味わえる絶品「生姜焼き」

東京都を旅する方におすすめしたい『豚汁と玄米の店 檍食堂』(東京都大田区蒲田4丁目7-6 コンチェルト・ミワ)について紹介している記事です。
『とんかつ檍(あおき)』といえば、東京とんかつ界のエース!!人気の秘密は黄金色をしたサクサクの衣と肉質の良さが定評の「林SPF」という銘柄の豚肉。お肉も衣も美味しいから、一度食べたらまた食べたくなる。それが『とんかつ檍』のとんかつです。近年は都内を中心に着々と店舗展開しており、以前に比べいろいろなところで食べることができるようになりました。
『檍』があるところ、行列あり。

『豚汁と玄米の店 檍食堂』もそんな姉妹店のひとつです。濃厚な豚肉の旨味がたまらない豚汁とごはんが主役の定食スタイルで、とんかつはもちろんのことながら、アジフライやチキンカツなど豚以外のメニューまで、どれを選んでもがっちりと胃袋を捕まれてしまいそうなメニューがズラリ。当然お昼時ともなると、行列ができる人気店です。

そんな中。ひときわ気になってしょうがない「生姜焼き」。
部位別で「バラ肉」と「カタロース」の2種類があり、もちろんいずれもお肉は「林SPF」を使用しています。
今回はカタロースをいただいたので紹介させていただきます。
「林SPF」のポテンシャルを存分に楽しんで

「カタロース生姜焼き・とん汁付き」(1,500円)
こんもりと盛られた肉の量は250g。5mmほどにスライスされた豚肉が一体何枚あるのでしょう。キャベツを覆うように重なり合っています。
常々、「『檍』のとんかつはカタロースに尽きる」と宣言していますが、「林SPF」のカタロースは柔らかく、脂身もバランス良くついていて、そして脂の甘さが特徴的なのです。
そのカタロースの美味しいポイントをとんかつとは違う形で再現しているのがこの生姜焼き。薄切りにしても肉が美味い。柔らかくて、甘くて、旨味があるのにくどくない。
そして肉自体のポテンシャルもさることながら、タレも美味い。
家庭を超える究極の家庭の味

少し甘味のあるタレは豚肉に均等に絡みついて、味にムラがありません。口当たりは柔らかく、雑味のない澄んだ味。なのに生姜は荒くみじん切りで入っていて、歯にあたった瞬間にハッとするほど強く香ります。肉を1枚、また1枚と口に運ぶごとに、爽やかさの余韻を繰り返します。
豚肉もタレもそれぞれ主張があるにもかかわらず、味わいのバランスがとれていてお見事。
生姜焼きは家庭でも作れる手軽な定番メニューですが、なかなかこのクリアな味を再現するのは難しそう。

そこへきてごはんの登場です。
こだわりの玄米の香ばしさとお米の甘味で、この生姜焼きの美味しさをさらに引き出します。
ごはんは白米・玄米選べて、白米もかなり美味しいのですが、ここはぜひ玄米で合わせてみてもらいたいです。もちろん豚汁にも抜群の相性です。

そうそう、忘れてはいけないのがお新香。
『檍』の自家製糠漬けは程よい乳酸発酵の酸味とフレッシュ感が本当に美味しいですよ。
どうぞ最後の一口までしっかり楽しんで下さいね。
とん汁と玄米の店 檍食堂
東京都大田区蒲田4丁目7-6 コンチェルト・ミワ
*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。
*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。
*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。
※本記事は、2023/09/13に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。