ケンミンSHOWにも登場!香川・高松市で70年以上愛され続ける元祖きも玉焼

香川県を旅する方におすすめしたい『お好み焼きふみや本店』(香川県高松市瓦町2丁目2-35)について紹介している記事です。
お好み焼きふみや本店
高松市内では鶏の肝を使ったお好み焼き“きも焼”を提供するお店がいくつかありますが、実は『ふみや』の初代店主が考案者。現在は初代店主の息子である2代目が、その伝統の味を守っています。
鶏の肝を使ったお好み焼きは全国的にも珍しく、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」などのメディアでも取り上げられています。
ちなみに、お店は高松琴平電気鉄道 瓦町駅から徒歩5分ほどの所にあります。
店内はコの字型のカウンター17席のみ。お店の看板、庇、のれん、そして椅子までもが同じ赤色で統一されています。絶妙に年季の入った赤色、コの字型カウンター、内側の鉄板…。どれも味のある雰囲気でたまりません。
このメニューがおすすめ!
高温で焼きあげたカリカリの「きも玉焼」
先代店主が考案した「きも玉焼」。たっぷりの鶏肝を使い、牛脂で揚げ焼きに近い焼き方をしています。脂っこいのかと思いきや案外そんなことはなく、食べていても気にならないほど。
「高温で一気に焼くから見た目ほど脂っこくならない。天ぷらと似た原理と思ってもらえたらわかりやすいかな」(店主)
できあがると、目の前の鉄板にドーンとサーブ。できたて熱々のお好み焼きをヘラですくって食べるシステムです。
ソースは高松市内にある老舗調味料メーカー『神崎屋』製造のオリジナル。『神崎屋』さんの商品は高松市内の一部スーパーでも購入できますが、このソースはお店でしか味わえない激レア品。オリジナルなだけあって、「きも玉焼」によく合います。
旅人におすすめポイント
冬には「かき焼」も登場
海鮮を使ったメニューが豊富な点も見逃せません。
特におすすめなのが、11月~2月頃限定の「かき焼」。香川県で牡蠣の漁場として知られる高松市牟礼町、さぬき市志度周辺で獲れたものを使用しています。「かき焼」を提供する時期だけ訪れる方がいらっしゃるほど、根強いファンがいるとか。冬に高松に来られた方はぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
お店のルール遵守を
お店のルールといっても何も難しいことはありません。大人1人につき1枚は注文すること(1枚を複数人でシェアするのはNG)、マヨネーズや青のりはないのでソースのみで味わうのがルールです。また、酒類の提供はありません。トキワ新町にはおいしいお酒を提供するお店がいろいろあるので、はしごしてみてくださいね。
お好み焼きふみや本店
〒760-0052 香川県高松市瓦町2丁目2-35
*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。
*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。
*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。
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※本記事は、2023/09/20に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
鶏の肝を使ったお好み焼き・きも焼の発祥店である『お好み焼きふみや本店』をご紹介します