新潟5大ラーメンの一つ!昭和38年から愛される、元祖「長岡生姜醤油ラーメン」

新潟県を旅する方におすすめしたい『青島食堂 宮内駅前店』(新潟県長岡市宮内3-5-3)について紹介している記事です。
昭和38年創業の雪国ならではの滋味を生み出した元祖店

JR東日本上越線の宮内駅東口駅前ロータリーに面した場所に店舗を構える『青島食堂 宮内駅前店』。
新潟県の5大ラーメンの1つである長岡生姜醤油ラーメンの元祖といわれるお店です。
『青島食堂』はこちらの宮内駅前店を含め発祥の地である長岡市内だけでも4店舗を展開しています。
店内は厨房に面したL字型のカウンター席のみで、聖地オーラを感じるレトロな雰囲気が漂います。
メニューは青島ラーメンと青島チャーシューの2種類のみ。追加トッピングで好みの味にカスタマイズして楽しむことができます。

「青島ラーメン」は半世紀にわたって長岡市で愛されているご当地ラーメン!生姜が香る濃口醤油のスープが特徴です。
このラーメンが生まれたのは、『青島食堂』の先代社長の気遣いから。「寒い冬でもお客さまにラーメンで体を温めてもらいたい」という思いから、スープの臭み消しに用いていた生姜の量を増やしたことで誕生したそうです。

スープは濃口醤油をベースにした醤油ダレに豚骨や鶏ガラ主体の動物系スープと大量のショウガを合わせたもの。見た目ほどカエシが立っている訳ではなく、醤油のキレと生姜の風味が穏やかに調和した味わい。
ちなみにこのスープはすべて『青島食堂 曙店』で仕込まれ、毎朝各店舗に届けられるそうです。

麺は近隣店で製麺された中細ストレート麺!大釜でゆっくり泳がされて茹でられた麺はベストな茹で加減。
プリプリとした食感と適度なコシがあり、啜り心地の良い麺です。良く拾い上げたスープと麺の一体感はさすがの一言です。

具はチャーシュー、メンマ、ほうれん草、ナルト、ネギ、海苔と半世紀以上変わらないオーソドックスなランナップ。
2枚の薄い乱切りチャーシューは、しっとり赤身とトロッとした脂身とが絶妙なコンビネーション。
生姜の爽やかな風味が追いかけてくるシンプルでありながら完璧なバランス感を誇るラーメン!長岡に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!
MAP
- 青島食堂 宮内駅前店
- 日本、〒940-1106 新潟県長岡市宮内3丁目5−3 青島食堂 GoogleMapで見る
*この記事は2022年11月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2022/12/28に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。