北海道・恵庭の老舗食堂!お店を訪れる半分の人が注文する「ポークチャップ定食」

北海道を旅する方におすすめしたい『食堂 ゝ月(ちょん月)』(北海道恵庭市栄恵町90)について紹介している記事です。

新千歳空港に到着したら、快速エアポートに乗って、まずは札幌へ。
北海道の旅はそんなカタチで始めることが多いのではないでしょうか?
南千歳、千歳、恵庭、北広島、新札幌…
いつもは何気なく通り過ぎている途中の駅。
でもその中には、とっておきのお店が隠れていたりするのです。

快速エアポートで新千歳空港駅から3駅目、「恵庭駅」で途中下車。
駅の西口を出て5分ほど歩けば、小さな飲食街のようなエリアが出現します。
居酒屋、スナック、焼き鳥、ラーメン…
いろんな飲食店が立ち並ぶ中で、オレンジ色のテントと渋い文字の暖簾に目がとまる。

看板には、『食堂一月…』いや、ちょっと違う。
ラーメン、ギョウザと書いてあるから中華の店かと思いきや、ポークチャップの文字もある。
お店の名前は『ゝ月』。
ちなみに『ゝ月』と書いて『ちょん月』と読み、創業56年の歴史を持つお店なのです。

お店の暖簾をくぐったのは、ランチには少し早めの11:30頃。
店内では、すでに何人かのお客さんが料理を楽しんでいます。
それを見ただけでも人気のお店なのがわかります。
店内はカウンター席が10席と、ゆったりと寛ぐことが小上がり席があるのですが、オススメは料理が仕上げられていく様子を楽し無事が出来る、ライブ感満タンのカウンター席。
席に座り、先ずはメニューの確認をします。
まるで宝!?迷うこと必至のメニュー。

「ザンギ」、「ギョウザ」、「ポークチャップ」、「チキンバター焼」…
許されることならば全部食べたい気持ちになってきます。

「みそラーメン」、「チャーシュウメン」、「カツ丼」、「カツカレー」…
これだけバラエティに富んでいれば、週に何度か来ても飽きないかもしれませんね。
「オムライス」は懐かしいクラシックなタイプ。

ふわとろ玉子のオムライスではなく、昔ながらのオムライス。
たっぷりと掛けられたケチャップがまた嬉しい。
真っ白な皿に黄色いオムライスと真っ赤なケチャップ。
思わず見惚れてしまう出で立ちです。

中のライスを包む玉子は思ったよりもふんわりと柔らかい。
食べれば玉子の心地よい食感のあと、優しい旨味のケチャップライスの味わいが口一杯に広がって、思わず笑顔がこぼれます。
そして、ケチャップをタップリと絡めて食べれてみれば、力強い味わいに変身する。
この味わいの変化は、かなり楽しいですよ!
「オムライス」を食べただけでも、何を食べても美味しい店だと確信してしまいます。
でも、『ゝ月』の実力はこのあとで炸裂することに…
もしかして、ステーキを超えた!? 感動の極厚「ポークチャップ」

メニューの定食欄に「ポークチャップ」は無いのですが、一品料理もプラスライス代で定食にすることが可能なのです。
『ゝ月』を訪れる半分くらいの人が注文しているのが「ポークチャップ定食」で、ライスは通常のもので丼サイズ、肉の厚みは3cmほどあるのではないかと思われるボリューム満点の「ポークチャップ」なのです。

それほど厚みがある肉なのですが、食べてみると想像以上に柔らかいのです。
肉の部分は噛みしめるほどに旨味が染み出し、いつまでも食べ続けていたくなる味わいです。
そして、タップリとボリュームが有るのも嬉しい限り。
口の中全体に旨味が広がり、肉の旨味と脂の甘味に支配され、白いご飯で追いかければ、幸せな時間が一気に訪れます。

付け合せの野菜やスパゲッティは、ソースタップリと絡めて食べるのもオススメ。
肉の旨味が沁みだしたソースもまたたまらない味わいなのです。

懐かしさを感じる正統派洋食と感動の「ポークチャップ」。
たまには新千歳空港から札幌市内へ向かう道中、ちょっと寄り道してみるのは如何でしょうか?
ここでも、新しい北海道の味わいを見つけることが出来るかもしれませんよ!
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
MAP
- ゝ月 (ちょん月)
- 日本、〒061-1443 北海道恵庭市栄恵町90 GoogleMapで見る
*この記事は2022年12月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2022/12/15に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。