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わざわざ行く価値あり!高知の超秘境でビールが味わえる、マニア一押しの醸造所

高知県

高知県を旅する方におすすめしたい『MUKAI CRAFT BREWING』(高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131−4)について紹介している記事です。

旅人へひとこと

高知の仁淀ブルーの清流に建つ秘境系ブルワリーのビールで、身も心も癒されてはいかがでしょうか

「旨いビールを飲むためには、ビールに旅をさせるのではなく、ビールが醸される場所に自分が旅をすること」を信条に、全国のビール醸造所を訪ね歩く今回のビール紀行は、高知県仁淀川町『MUKAI CRAFT BREWING』をご紹介します。


高知県仁淀川町と言えば、愛媛県との県境近くの山間部に位置し、仁淀ブルーとして有名な清流で知られる町。そんな清流のさらに上流に、何とビール醸造所があるのです。

清流に癒されながら、極上のビールを楽しむことができるのが、『MUKAI CRAFT BREWING』なのです。


ロケーションは最高なのですが、その分アクセスが大変。

そのため、私の醸造所リストの中では「超秘境系」の醸造所に位置付けられています。醸造所に辿り着くのは大変ですが、現地では身も心も癒されるビールと自然が待っています。

今回のビール紀行はJR土讃線の佐川駅からスタート

特急あしずり号で土讃線の佐川駅に到着。特急停車駅ですが、小さく静かな駅です。

佐川駅からバスに乗って名野川バス停を目指します。

このバス、非常に本数が少ないので要注意。バスに乗車すること約40分。名野川バス停で下車します。

バス停近くの橋からは仁淀川の渓谷美を楽しむことができます。

ここまで来るだけで、秘境と言ってもいいのですが、醸造所はもっと上流にあります。

名野川バス停から先はタクシーしか実質利用可能な交通機関がありません。離合が大変な細い山道をゆっくり上って行きます。

こんな山の中にビールを飲みに来るお客さんがいるのか、不安になってきます。

タクシーで走ること約15分。ようやく醸造所の入り口に到着です。

橋の下を流れる小川は確かに清流!この清流にビール、癒しの至極ですよ。

超秘境系醸造所『MUKAI CRAFT BREWING』に到着!

念願の超秘境系醸造所『MUKAI CRAFT BREWING』にようやく到着。

森と清流に囲まれた最高のロケーションです。左手に見えるテーブルはビールの原料のホップの下という、ビール好きにはたまらない客席です。

旅人におすすめポイント

醸造所内が見えるビールサーバーが並ぶカウンター

こんな山の中にこんな近代的な醸造設備がそろう醸造所があるなんて、想像もつきません。

そしてこの木の温もりが感じられるカウンター席。

これビール好きなら、かなりテンション上がる空間ですよ。2022年9月3日にテレビ朝日系列で放送された『朝だ!生です旅サラダ』でも、このアングルで撮影されてましたね。

ビールサーバーのタップが何と16本!

ビールサーバーのタップは何と16本もあります!

もちろん最大で16種類ビールを提供できるということです。この日は10種類のビールを提供していました。繰り返しになりますが、こんな山の中で・・・。凄い。

ちなみにこちらのビールの副原料は地元仁淀川町の食材を使用しています。

まずは「サンタモニカ(ペールエール)」を頂いて、落ち着きましょう

テンション上がりまくりなので、まずは1杯頂いて、落ち着きましょう。

こちらは「サンタモニカ(ペールエール)」です。瑞々しいオレンジーなホップの香りが特徴のアメリカンペールです。旨い!

このメニューがおすすめ!

4種が楽しめる「本日の飲み比べセット」

こちらでは4種が楽しめる「本日の飲み比べセット」がおすすめです。

10種類もビールがあるので、全部通常のグラスで制覇するのは無理。こちららの小さなデキャンタのようなグラスで4種類をいっぺんに味わいましょう。その中から気に入ったビールがあれば、グラスで注文するのもよし。

この日の4種類は「89(クロモジESB)」、「2410(ベルギーホワイト)」、「17(さつまいもスタウト)」、「マチュピチュ(ニューイングランドIPA)でした。この中では、「89(クロモジESB)」が気に入りました。クロモジのハーブのような香りが特徴の、ボディしっかりのESBです。

気の利いたおつまみもどうぞ

おつまみも負けてません。「チーズと燻製サラミ」は桜チップで燻製した一皿。程よい燻製具合で、本来のチーズやサラミの味わいと調和して、美味しい。

「トルティーヤチップス&オリジナルチリビーン」は、チリビーンが辛くなくマイルドな万人受けする味わい。

心地よい酸味の「山ももサワーエール」

「山ももサワーエール」はフレッシュな山ももの香りと、サワーらしい鋭いながらも心地よい酸味が特徴のビールです。これも旨い!

締めは「昇龍(ダブルIPA)」

最後は「昇龍(ダブルIPA)」で締めます。厚みのある柑橘系のホップの香り。しっかりボディをホップの苦味が引き締める。8.5%というアルコール度数の高さを感じさせない仕上がりです。

実は他にも色んなビールを頂きましたが、ここでは割愛。是非、現地でお試し下さい。


醸造所のそばを流れる清流で癒されましょう

ビールを頂いたら、そばを流れる清流で癒されましょう。ビールに酔いしれて、この光景を見ると、もう帰りたくなくなります。

本当に帰りたくない方には、近くに宿泊施設があるので、時間を気にすることなく、ゆっくり過ごすことができますよ。


辿り着くのは苦労しますが、そこには桃源郷のようなビールの世界が待っています。


※営業状況はお店の公式ページ、Facebook、Instagramをご覧ください

公式ページ:https://mukaicraftbrewing.com/?fbclid=IwAR0fjBgzPB8M9t9avRO9Cm1aortKB2McJ-bpMyb1bmhyCgev_7s6EKyhHT8

Facebook:https://www.facebook.com/Mukaicraftbrewing/

Instagram:https://www.instagram.com/p/CiFiWeyvy1C/

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:「ビール紀行~旨いビールを求めて~」 https://blog.goo.ne.jp/rex-blue

Twitter:「ビール紀行家」https://twitter.com/QR2tr1aBd5WxPId

MAP

BLUE BREW(MUKAI CRAFT BREWING)
日本、〒781-1762 高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131−4 GoogleMapで見る

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*この記事は2022年8月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

※本記事は、2022/09/26に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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