大阪の行列店できつねうどんを堪能!人気番組で紹介された「ねこ旅籠」も楽しむ旅

大阪府を旅する方におすすめしたい『手作りうどん讃岐 天粉盛』(大阪府大阪市浪速区戎本町1-7-26)や『ねこ浴場&ねこ旅籠保護猫カフェ ネコリパブリック大阪』(大阪府大阪市中央区島之内1丁目14-29)について紹介している記事です。
大阪うどんと讃岐うどんのハイブリッド麺を味わうなら『手作りうどん讃岐 天粉盛』がおすすめ!

『天粉盛』の店主は、関西で「生醤油うどん」を広めた大阪梅田の『はがくれ』(平成30年に閉店)と、香川県の有名店『うどん本陣 山田家』で修業を積まれています。
裏打ちされた確かな技術力を持っているうどん職人です。
『天粉盛』の最寄駅は大阪メトロ御堂筋・四ツ橋線 大国町駅で、4番口から徒歩3分と駅近なお店です。
人気のあるお店なので、私は開店の15分前に訪ねたのですが、すでに先客がいらっしゃいました。
お店に入ってからは、ものの数分で満席になるという盛況ぶりです。

あと、こちらの店主はロックシンガー矢沢永吉さんの大ファンである事でも有名です。
店内のあちらこちらに矢沢さんのポスターが貼られています。


このメニューがおすすめ!
店主一押しの「きつねうどん」は、麺も出汁も油揚げも絶品です!

「きつねうどん」は簡単に出来そうなメニューに思えますが、実はとても手間暇かけて作られています。
『天粉盛』では、油揚げの仕込みを丁寧に時間をかけてされています。
ふっくらとジューシーな油揚げは、一度味わうと病みつきになること間違いありません。

私がこちらのお店を訪ねる時は、人気メニューのひとつ「カツカレーうどん」を食べる事が多いのですが、この日は以前から気になっていた「きつねうどん」をいただく事にしました。
あと、「きつねうどん」に合うメニューといえば「かやくごはん」です。
ですから「かやくごはん」も一緒に注文。

このお店の麺は、厳選された国産小麦で作られています。
その麺をズズズと啜ります。
麺は熱々な出汁の中であっても、しっかりとしたコシの感じる麺です。
バウンド感も良く、喉越しも最高な麺です。
表面のモチモチ感は大阪うどん、グッと噛んだ時に感じるコシの強さは讃岐うどん、ハイブリッドな麺だと思いました。

黄金色の澄み切った出汁は旨味が強く、香り高い。
上品な味わいで、思わず笑みが溢れます。
油揚げはとてもふっくらとしています。
出汁を吸収した油揚げはジューシーで、甘味がしっかりと出汁の味を引き立てています。
嬉しい事に、この絶品な油揚げが2枚もトッピングされています。
またまた笑みが溢れます。

「かやくごはん」も出汁が効いていて、醤油の香ばしい風味がたまりませんでした。
こちらの「きつねうどん」、店主が一押しする気持ちがよく分かりました。
皆様にも是非味わってほしい「きつねうどん」です。
出来ることなら、矢沢永吉さんにも味わってほしいですね。


MAP
- 手作りうどん讃岐 天粉盛
- 日本、〒556-0013 大阪府大阪市浪速区戎本町1丁目7−26 GoogleMapで見る




『天粉盛』で「きつねうどん」を頂いた後は、大阪ならではの雰囲気を味わえる新世界を訪ねてみて下さい。
お店からは徒歩圏内です。
旅人におすすめポイント
リッチなホテルもありだけど、猫だらけの異空間な宿もありです。

きつねうどんや新世界を楽しんだ後は、可愛い猫たちに癒やされてみては如何でしょう?
特に猫好きの皆様へおすすめしたいのが『保護猫カフェ ネコリパブリック大阪店 ねこ浴場・ねこ旅籠』です。
最寄駅は大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅。
大阪の繁華街、心斎橋へも徒歩圏内という立地の良さです。
以前、MBSの人気番組「ごぶごぶ」で、ダウンタウンの浜田さん、俳優で愛猫家の勝地涼さんも訪ねられています。
ねこ浴場・ねこ旅籠へお泊り体験!

『保護猫カフェ ネコリパブリック』については、公式サイトに以下のような説明がされています。
ネコリパブリックは、地域の保護猫団体と協力して、保護された猫の里親探しを行いながら、猫とおしゃれで素敵なライフスタイルを提案し、ビジネスとしても「自走」できることを目指す新しいスタイルの「自走型保護猫カフェ」としてスタートしました。」
さあ、さっそく保護猫たちの世界へ。
「ねこ浴場」と書かれた暖簾をくぐると、一体何処に受付があるの?と一瞬迷ってしまいました。
受付は暖簾をくぐって左側の引戸を開けたところにあります。

こぢんまりとした受付で、ねこ旅籠のチェックインをします。
料金は前払いとなっています。
私たちのプランでは1部屋15,000円の宿泊代でした。
2人で利用すると、1人7,500円です。
4人までは1部屋15,000円なので、人数が多ければお得ですよ。
あと、「ねこ浴場(猫カフェ)」の受付もこちらで行われています。
ちなみに「ねこ浴場」は、受付カウンター横の扉を開けたところです。
私と妻がチェックインしたのは13:00。
通常は15:00からのようですが、宿泊プランによって変更があるようです。
今回私達が利用したプランは「平日限定 ねこまみれな1日 お得にねこ旅籠・まるっと貸切プラン」です。
平日限定となっていますが、日曜日からの泊まりでも大丈夫です。
実際、私達は日曜日にチェックインしました。

ねこ旅籠の入口は暖簾をくぐって目の前にある扉がそうです。
扉は暗証番号キーでロックされています。
スタッフからキー番号の記載された案内書を渡され、それに沿うような形で、丁寧にキーの操作方法などを教えて頂けます。
そしていよいよ『ねこ旅籠』へ潜入!

畳敷きの廊下に、カプセルホテルを和式にしたような寝床スペース。
1人から最大6人まで宿泊できる空間を、私達夫妻の貸切となります。
寝床スペースの1階はお一人用、2階が二人用となっています。

2階へは梯子だけではなく、ちゃんと階段もありますのでご安心下さい。

アメニティなどもしっかりと揃っていますし、珈琲やお茶なども用意されています。
Wi-Fiも使えます。
ただ、寝巻は用意されていませんのでご注意下さい。
それから…テレビもありません。
まあでも、猫ウォッチングしている時間が多いので、テレビが無くても退屈はしないです。

浴槽は無いですが、シャワーは完備。

トイレもシャワータイプです。

この旅籠内で、どのようにして猫を楽しむのか?

寝床スペースのガラス越しに「ねこ浴場(猫カフェ)」を見ることが出来ます。
ねこ旅籠は主に猫ウォッチングを楽しむ宿なんです。

銭湯のタイル絵をイメージした富士山が描かれた壁。
猫にふれあう事を、こちらのカフェでは「ねこ浴」と呼んでいます。
タライを使っての足湯などのサービスも用意されていますよ。

ねこ旅籠の良いところは、寝そべりながら猫ウォッチングが出来る事です。
ねこ浴場の開店前や閉店後の猫ウォッチングも出来ます。
スタッフを含め、誰もいなくなった後のねこ浴場の様子を覗き見る事が出来ます。
なかなか貴重な体験です。
また、宿泊特典として「ねこ浴場」を1時間楽しむ事が出来ます。
しかも宿泊者限定で開店前、閉店後の1時間をねこ浴場で過ごせます。
ちなみに私ら夫妻は営業中に特典を使わせていただきました。

「ねこ浴場」では、たくさんの猫たちとふれあう事が出来ました。



「ねこ浴場」から見た『ねこ旅籠』は下の画像の通りです。
「ねこ浴場」からガラス越しに丸見えだったりします(笑)

お客さんがいなくなった閉店後、人に慣れず、キャットウォーク上で過ごしていた猫たちが下に降りて来て活動しだします。
奥でパソコンをしているスタッフの邪魔をしないか心配でした(笑)

スタッフが帰宅したあとの猫たちですが、暗くなった部屋をしばらくはガサゴソと動き回っていました。
もちろんの事ですが、「ねこ浴場」へ入る事は出来ません。
猫たちが少しおとなしくなった22:00。
寝床スペースのロールスクリーンを下げる時間です。
猫たちの姿を見れなくなりますが、猫にもプライベートの時間が必要ですからね。
ちなみに『ねこ旅籠』は宿泊中、常時外出可能です。
スタッフも帰宅されますが、お店の出入口扉も暗証番号キーになっていて、その暗証番号も教えて頂けます。
ですが私達は深夜に外出する事なく、就寝しました。
ただ、ぐっすり眠る事は出来ません。
真夜中、猫たちがドタバタと騒ぎますし、大きな鳴き声をあげます(笑)
ロールスクリーンの向こうで一体何が起こっているのだろう?
気にはなりますが、猫たちの大切な時間を邪魔してはいけないと思い、覗く事はしませんでした。
まあ、猫好きな私にとって、猫たちがドタバタと騒ぐ音も、なんとなく愛おしく思えました。

朝、目を覚ましてロールスクリーンをあげると、興味深く私達の方を見つめる猫がいました。
この猫の名はファンタです。
このあとも色々な角度から私達の事を観察していました(笑)


ファンタ以外の猫たちは、朝のまったりとした時間を過ごしていました。


ファンタがとても可愛かったので連れて帰りたかったです。
あいにく、私どもの住むマンションはペット禁止となっていますので諦めるしかない…。
「ねこ浴場」の猫たちは、審査を通れば里親になる事も出来ます。
ひどい環境の中から保護された猫もいるので、幸せになってほしいと願います。

愛らしい猫たちの姿に後ろ髪をひかれながら、私達は『ねこ旅籠』を後にしました。
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
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- ねこ浴場&ねこ旅籠 保護猫カフェ ネコリパブリック大阪
- 日本、〒542-0082 大阪府大阪市中央区島之内1丁目14−29 1F GoogleMapで見る
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*この記事は2022年9月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2022/09/27に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
猫好きにたまらない『ねこ旅籠』と、絶品の「きつねうどん」が味わえる『天粉盛』で大阪を楽しんでほしい。