透明な桝でクラフトビール5種を飲み比べができる!山梨・富士吉田市のブルワリー

山梨県を旅する方におすすめしたい『BRIGHT BLUE BREWING』(山梨県富士吉田市富士見1丁目1-15)について紹介している記事です。『下吉田駅』など、是非立ち寄ってほしいおすすめスポットなども紹介しています。
「旨いビールを飲むためには、ビールに旅をさせるのではなく、ビールが醸される場所に自分が旅をすること」を信条に、全国のビール醸造所を訪ね歩く今回のビール紀行は、山梨県富士吉田市の『BRIGHT BLUE BREWING』のクラフトビールをご紹介します。
『BRIGHT BLUE BREWING』は山梨県富士吉田市に2021年1月に誕生した新規醸造所。元製氷工場だった建物をそのままビール醸造所としてリニューアルし、様々なスタイルの芸術的なビールを醸造しています。
瓶ビールの販売もありますが、週末のみ営業するタップルームで頂くビールは格別。しかも他にはない唯一無二の容器で提供されるビールは超インスタ映えします。その容器というのが、日本酒を飲む時の枡(ます)。その枡を透明にすることで、見た目にも美しいシーンになるのです。さてどんな感じに映えるのか、醸造所に向かいましょう。
今回のビール紀行のスタートは富士急行の下吉田駅
富士急行の下吉田駅、新宿からも直通の特急も出ていますので、アクセスも良好です。
ビールの醸造所はこちらの下吉田駅から徒歩約10分の場所にあります。駅構内にはブルートレイン富士の車両が保存展示されています。観光客の方が必ず立ち止まり撮影されています。
醸造所に到着
醸造所に到着です。一見すると何の工場か分かりませんが、ここは確かにビール醸造所。
製氷工場をリノベーションしたというのも、うなずける佇まいです。小さな扉からのれんをくぐって、中に入りましょう。
旅人におすすめポイント
シルバーに光り輝く醸造設備がチラリと見えるカウンター
中に入ると、ビール販売のカウンターがあるのですが、その背後は醸造設備が並んでいて、外の光景とは対照的に近代的です。ここでビールが醸造されている証拠です。
このメニューがおすすめ!
「マス入りビール飲み比べセット」(マスは要返却)
ビールの販売は1杯ごとのカップでの販売もありますが、やはりこの5種類の飲み比べがオススメです。
透明の枡にビールが注がれ、ズラリと並ぶ姿は壮観で美しい!外のテーブルまでこぼさず運ぶのが難しいですが、店員さんがちゃんと運んでくれます。
ビールは多様で芸術的な味わい
個性的だったのは「サマージュエル」で、ルビー色のケトルサワー(乳酸菌が入ったビール)です。
普通のビールと違って苦くなく、超酸っぱい。好みが別れるビールですが、チェリー系の香りが特徴の、酸味が心地よいビールに仕上がっています。
この日の一番のオススメはこちらのビール、「ローラルピルスナー」でした。
ローラルというホップを使用とのこと。フローラルで柑橘系のホップの香りが豊かな、綺麗なピルスナーです。思わずもう一杯お代わりをしてしまいました。
他にもお茶を使用したビール、桃を使用したビール、ホップのしっかり効いたIPAなどを頂きましたが、ほんとその特徴が多様で芸術的な仕上がりでした。
見栄えはいかがでしたでしょうか?ビールの味わいも見た目も楽しめる、「映える」ビールを醸造所のお膝元で味わってはいかがでしょうか。
コロナが落ち着いたら、旨いビールを求めて旅をしましょう!
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ブログ「ビール紀行~旨いビールを求めて~」
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- BRIGHT BLUE BREWING
- 日本、〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1丁目1−5 GoogleMapで見る
*この記事は2021年12月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2022/03/08に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
ビールはグラスで飲むものという先入観を破壊する、枡(ます)で味わう、芸術的なビールはいかがでしょうか