見た目も味も超濃厚!山梨のこだわりワイナリーが作る、極上ぶどうジュース

山梨県甲州市にある『奥野田ワイナリー』(山梨県甲州市塩山牛奥2529−3)の「ぶどうジュース」について紹介している記事です。
日当たりのよい斜面と、水はけのよい土壌を有した甲州市旧奥野田地区の土地からもたらされる、糖度の高い葡萄のポテンシャルを最大限に活かしたワインを醸す『奥野田ワイナリー』。
そんなワインのもととなるぶどうでつくった、自然の味があふれる「ぶどうジュース」をご紹介します。
小さいからこそできる丁寧なワイン造りがモットーのワイナリー『奥野田ワイナリー』

今回ご紹介する『奥野田ワイナリー』は、山梨県甲州市の塩山にあります。
『奥野田ワイナリー』さんとは筆者が関わるお店でメーカーズディナーを開いたり、またワイナリーでBBQパーティーを共催したりと、深いご縁を結ばせて頂いています。

今回は約1年ぶりの訪問。オーナーである中村雅量さんと亜貴子さんが温かく出迎えてくださいました。
改めてワインづくりへの思いや、実際どのようにぶどうを栽培し、ワインを醸造しているかをお伺いしました。


『奥野田ワイナリー』さんが求めるワインの味わいはずばり「癒やしの味」とのこと。
日々の食事に寄り添った、暮らしを豊かにしてくれるワインを追い求めているのだそうです。
また日本、山梨、塩山という土地のエネルギーを連想させる、そしてその地で育ったぶどうという農産物の命を感じさせるワインを理想としているそうです。
1.5ヘクタールの自社農園でぶどうはどのようにして栽培されているのか?

『奥野田ワイナリー』さんでは50%のぶどうを自社農園で栽培されています。
品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといったワイン用のぶどう。
以前まで日本のワインは食用のぶどうの余りをワインに加工したものが多かったのですが、中村さんはワイナリー設立後、段階的に当時は珍しかったワイン用のぶどうの栽培を開始しました。

ではそのようなぶどうはどのようにして育てられるのか。
まずは自然に付加を掛けず、その恵みを尊ぶということ。
「それは土地、そこで育つ植物、それを食す人、全ての関係性を大切にする」ということです。
なので無農薬、無肥料が基本となります。
土は耕やさず、こまめに雑草を摘んでゆきます。
そして土壌を柔らかく、豊かにしてくれるマメ科の植物が育つようにします。このマメ科の植物がぶどうの木を元気にしてくれるのです。
結果、このように整えられた環境では虫が発生しにくいため、防虫剤などの農薬を使わずに済むのです。

また、ぶどうの木は密に植えて育てます。
広々とした環境で育てると根を横に張ってぶどうを沢山実らせ収穫量は増えますが、密に育てると横に根を張れない分、地下深くに根を伸ばし、そこにある豊富なミネラルや栄養分を吸収するのです。
一見ぶどうの木は小さく、あまり元気がないようにも見えますが、実は大地の力をしっかりと吸ってたくましく生きているのです。
そして味わい深いぶどうが出来、それを醸すことによって、ぶどうの旨味に満ちた、コクのある、奥行きのあるワインが出来あがるのです。
ぶどうの味があふれ出す究極のぶどうジュース

そのようにこだわりをもって育てられたぶどう。
本来ならそのぶどうを用いてワインを醸すのですが、あえて『奥野田ワイナリー』ではワイン用のぶどうでぶどうジュースをつくっているのです。
ワインに使えないぶどうではなく、ちゃんとワインを醸すことが出来る貴重な無農薬無肥料のぶどうを使用しています。
生食用のぶどうと違い、ワイン用のぶどうは小粒ながらもとにかく味が濃密。
ぶどうのワイルドな味をそのまま味わって欲しいとの思いから、自社農園で栽培したメルローやシャルドネといった品種のぶどうを、果皮ごと無濾過無補糖で仕込んでつくられています。

見た目にも飲み心地もとにかく濃厚。
果皮や酒石酸の結晶などが沈殿していることもありますが、これもぶどうそのものの成分、ぶどうを丸ごと味わうことができます。
ぶどうってこんなに味がするんだ!とびっくりするほどの力強い風味。爽やかさ、甘さ、美味しさが交互に全身に押し寄せます。
ジュースで驚いたことありますでしょうか?
飲んだ時、舌が、体が驚き、喜ぶこと必至ですよ。

(写真提供 奥野田ワイナリー)
「2021 ジュ ド レザン シャルドネ(シャルドネジュース)/写真左」と「2021 ジュ ド レザン メルロ(メルロジュース)/写真右」の2本をセットにしてお届けします。
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*この記事は2021年12月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2021/12/27に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。