2023年夏に閉店!今行くべき、JR札幌駅直結『札幌らーめん共和国』の全8軒

北海道を旅する方におすすめしたい『札幌らーめん共和国』(北海道札幌市中央区北5条西2丁目札幌エスタ10階)について紹介している記事です。
旅人におすすめポイント
JR札幌駅直結、北海道を代表する8店舗のラーメンが集結!
2004年10月の開業以来、ラーメン激戦区である札幌を代表するフードパークとして牽引してきた『札幌らーめん共和国』。
JR札幌駅直結と言う恵まれた立地により、観光で訪れる旅人の方々だけじゃなく、地元民も愛用するスポットでもありますが……
2023年夏、札幌駅再開発に伴って閉館する『札幌エスタ』とともに閉店してしまいます。
「閉店前に行かなきゃ!」と言う皆様のご参考までに、全8店舗を食べ比べました。
このメニューがおすすめ!
敢えて「味噌ラーメン」。食べればわかる、北海道はなまら広い!
「北海道と言えば味噌ラーメン」。
そのようなイメージを持たれている方が多いのでは、と思います。
しかし実際は「札幌味噌ラーメン」「旭川正油ラーメン」「函館塩ラーメン」の三大ラーメンをはじめ、「釧路醤油ラーメン」「室蘭カレーラーメン」などなど、広大な北海道にはたくさんのご当地ラーメンがあるんです。
実際、ココ『札幌らーめん共和国』にも「旭川正油」「函館塩」の名店が揃っていますが、全8店舗で筆者がいただいたのは「敢えて、味噌ラーメン」。一口に味噌ラーメンと言っても実に多彩でした!
あと、筆者は常に腹ペコなんで全店で大盛食べてます。全店でサイドメニュー付けてます。注文のご参考になればウレシイです。
▼『札幌らーめん共和国』全8軒をご紹介
1.『麺処 白樺山荘』(札幌)
2.『札幌みその』(札幌)
3.『函館麺厨房 あじさい』(函館)
4.『らーめん 吉山商店』(札幌)
5.『初代』(小樽)
6.『らーめん そら』(札幌)
7.『札幌真麺処 幸村』(札幌)
8.『旭川ラーメン 梅光軒』(旭川)
1.『麺処 白樺山荘』(札幌)

「味噌ラーメン(880円・税込)+ラーメン大盛(80円・税込)」
まろやかな味噌スープに2~3口で発汗するほど唐辛子が効いており、共和国内でも指折りのインパクト。札幌スタンダードな中太縮れ麺がスープをタップリ絡めとり、コッテリ系の典型的札幌味噌ラーメンならココ!です。
「ゆでたまご(無料)」
辛味の効いたスープをリセットするのに丁度良いゆでたまご。予め卓上に置いてあり、ラーメンを注文して出来上がるまで殻をむきながら待つのが何気に楽しいのです♪……楽しすぎて3個いただきました(^-^)
「やきめし(650円・税込)」
パラっと仕上がった美味しい炒飯。セットのスープに麺帯(切る前の麺)入りなのがユニークで、食べ応えバツグンです!
2.『札幌みその』(札幌)

「らーめん味噌(880円・税込)+麺特盛(200円・税込)」
味噌スープは辛みほんのり、まろみ勝ち。コッテリ系ながら後味は大人しめです。その分際立つのがド~~~~ン!と寝そべる特大の炙り豚バラ肉!麺増量は大盛(半玉)特盛(一玉)OKで、共和国内でも随一の食べ応えです。
「手稲ライス(350円・税込)」
目玉焼きの下にはサイコロチャーシューと魚粉のアクセント、黄身を崩していっぺんに口にすりゃウマいのナンの!
3.『函館麺厨房 あじさい』(函館)

「味噌拉麺(900円・税込)+大盛(100円・税込)」
アッサリとした函館塩ラーメンが売りのお店ですが、ココでも敢えての味噌。味噌もとにかくアッサリ。背脂も浮いてるのにゴクゴク飲めます!
麺が細めで絡むスープが多い分、アッサリなのに食べ応えも充分な秀逸のバランスです。
「エビ炒飯(580円・税込)」
プリプリのエビが美味しすぎます。半合ほどあるのに一瞬で食べちゃうことでしょう(^-^)
「蝦夷ラー油・蝦夷油胡椒(無料)」
出入口横にある無料調味料、弾けるインパクトでラーメンが一段と際立ちます!是非ともお試しください。
他にも「パーコー麺」や「カレーラーメン」「ルーローハン」などなどユニークなメニューが豊富に揃っています。制覇欲をくすぐられるお店ですね~
■函館麺厨房 あじさい
4.『らーめん 吉山商店』(札幌)

「焙煎ごまみそらーめん(850円・税込)+大盛(100円・税込)」
甘味のあるコッテリスープですが思いのほか後味が軽く、ゴクゴクイケちゃう仕上がりです。
コレが麺にも火当てされた野菜にも存分に絡んでウマい!特に野菜との相性は悶絶ですね~♪麺・スープ・具材の調和が見事な一杯でした。
「かにごはん(400円・税込)+大盛(100円・税込)」
かにを一面に敷き詰め、センターにチョコンとイクラ。共和国内唯一の海鮮丼サイドメニューです(^-^)
■らーめん 吉山商店
5.『初代』(小樽)

「新味噌(890円・税込)+麺大盛1玉(180円・税込)」
オススメは限定30食の「白たまり醬油」です。注文した「新味噌」は素性をストレートに味わえるシンプルなスープ。スープだけではチョイと塩梅高めながら、緩やかなウェーブの中太麺とあわせりゃ程よい食味です。
麺大盛は「半玉」「一玉」から選べ、「一玉」にしたときの丼のデカさにはド肝を射抜かれました(^-^)
「チャーマヨ(100円・税込/1貫)」
『初代』と言えば「チャーマヨ」食わねば!実は今じゃドコでも見られるチャーマヨってココ『初代』が発祥だそうですね。ほんのり麹系の風味もあるかな?美味しくって5貫食べちゃいました。
「ちょいチャーハン(390円・税込)」
共和国内で個人的イチオシの炒飯。ややシットリですが米一粒一粒がキッチリ味わえ、ホントに”ちょい”な量(半合くらい)なのがザンネン......コレは3合食べたいです!
■初代
6.『らーめん そら』(札幌)

「味噌ラーメン(880円・税込)+大盛(100円・税込)」
油膜の浮くスープ、シャキシャキ野菜、札幌スタンダードな縮れ麺。一厘のスキもない所謂”純すみ系味噌ラーメン”です。
一番美味しいお店は?と聞かれると非常に迷いますが、道外の方に一番食べてほしい一杯は?と聞かれると即答でコレです!
「まかない丼(400円・税込)+大盛(100円・税込)」
ウレシイ誤算なボリューム。見ての通り丼からあふれているのに『混ぜて食べてください』と無茶振りされますが笑、頑張って混ぜると旨いしボリューム満点だし、コレも食べるべきなヤツ!
「ギョウザ(430円・税込)」
ナント全長20cmの一本仕様!美味しくって笑える、エンタメ感バツグンなサイドメニューです(^-^)
■らーめん そら
7.『札幌真麺処 幸村』(札幌)

「味噌(880円・税込)+大盛(100円・税込)」
全品「麹」を使ったオリジナリティあふれるラーメンが揃うお店。いただいた味噌のスープは口中では甘くまろやかなのに、ノドごしで先ほどまで感じられなかった刺激が!え!?コレどうなってんの?とっても後を引き、ヤミツキになりそう(^-^)
チャーシューも2種類乗っかり、満足感も花丸。良いですね~♪
「チャーシューマヨ丼(350円・税込)」
見ての通りにチャーシューてんこ盛りで、こぼれないよう気遣うレベル。サイドメニューの枠を飛び越えてます!
■札幌真麺処 幸村
8.『旭川ラーメン 梅光軒』(旭川)

「味噌ラーメン(780円・税込)+大盛(100円・税込)+替玉(150円・税込)」
本来は動物+魚介のWスープの旭川正油ラーメンがオススメ。敢えていただく味噌スープはチョイと辛味ありですがまろやか~、ウェーブかかった細めの麺がスープをタップリ絡めとります。万人向けの美味しい仕上がり、毎日苦も無く食べられそうな常食性ですね♪
「うま辛ラー油チャーシュー丼(350円・税込)」
ラー油でエッジを利かせた賽の目カットのチャーシューは当然の美味しさ。コレは食わさる!
ちなみに共和国で唯一「替玉」があるお店。本来は旭川醤油のお店でしょうが、味噌ラーメンも美味しく、アッサリ好みな方ならココでしょう!
■旭川ラーメン 梅光軒
広大な北海道。だからこそ揃う個性豊かな”麺々”。
個性豊かな全8店舗。共通点と言えばメニューに必ず「味噌」「塩」「醤油」「辛味噌(あじさいのみトッピング対応)」が揃ってることくらいです。
無数の選択肢の中から敢えて全店で味噌ラーメンをいただき、改めて「ラーメンの懐、深いな!」って実感します。全部味噌ラーメンなのに、全部違って全部美味しい(^-^)
広大な北海道、その街ごとに独自の進化を遂げた味が一挙に楽しめる『札幌らーめん共和国』なら、きっと貴方好みの一杯に巡り合えることでしょう!
2023年夏までにそんな出会いがありますよう、コノ記事が参考になればウレシイです。
ゴチソーサマでした♪
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*この記事は2021年12月時点の情報を基に作成しています。
*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。
*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。
MAP
- 札幌らーめん共和国
- 日本、〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西2丁目札幌エスタ10階 GoogleMapで見る
※本記事は、2022/01/06に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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