栃木・かぬまシウマイ探訪記(1)80年以上続く老舗のソースで味わうシュウマイ

栃木県を旅する方におすすめしたい『安喜亭』(栃木県鹿沼市下材木町1361)について紹介している記事です。
シウマイを巡る旅は、「シウマイ像」の前から
2021年9月、JR鹿沼駅前に『シウマイ像』が爆誕しました。
神奈川横浜市に拠点を置く「シウマイ」の崎陽軒。その初代社長である野並茂吉さんは、ここ鹿沼市の出身です。その野並さんを称え、まちおこしの新たなシンボルとして立てられたのがこの『シウマイ像』なのです。
なお、像のテーマは、「シウマイ」がたくさんの職人さんの手で握られて作られてきたという野並さんの言葉から。
そして、筆者の「かぬまシウマイ」を巡る冒険は、この場所からスタートします。
P.S.
像の制作&設置に関わられた皆さまへ
ぜひ故郷のまちおこしのお手伝いを!という筆者個人の想いから、この記事を書かせていただいております。
旅人におすすめポイント
80年以上続く老舗ラーメン店『安喜亭』
かぬまっ子に永年愛され続けるラーメン店『安喜亭』。
旅の1軒目に選んだのは、こちらの老舗ラーメン店になります。足を運んだのは、平日のお昼時。ご夫婦やお子さま連れのご家族、スーツ姿の男性グループなど、幅広い層のお客さんで店内は賑わっておりました。
そこでオーダーとしてよく聞こえてきたのは「豚そば」。さらに「シュウマイ」という声でした。
このメニューがおすすめ!
存在感のある「シュウマイ」は、一皿4粒
皿からはみ出さんとばかりの存在感のある「シュウマイ」は、む〜っちりと。そして、ふくよかに。
「豚そば」などの麺メニューと組み合わせることで、至極の腹パンメニューとなること請け合いです。
この「シュウマイ」には、卓上に置かれた「ソース」をぜひ垂らしていただいてみてください。

素のまま食べると、肉肉しさよりもむしろ豊かな甘味が印象的です。ここに練辛子を乗せ、ウスターソースをちょいっと垂らせば、味わい覚醒!ソースのマイルドな酸味がその甘味を引き立てるかのように立ち回ってくれるのです。
垂らすのは、醤油か。それとも、ソースなのか ──
家族や仲間内でいま一度議論するのも、個人的に楽しい食事の一環と思ったりもします(笑)
麺メニューもご紹介!
「豚そば」
かぬまっ子のソウルフードの1つ。以前ご紹介した『安喜亭 支店』の「豚そば」とは、同じメニュー名でも餡かけの野菜が異なり、見た目がだいぶ違うことがお分かりいただけるかと思います。ぜひ食べ比べを!
■『安喜亭 支店』の「豚そば」を紹介している記事
80年以上続く老舗の味!栃木・鹿沼市民に愛され続けるソウルフード「豚そば」
https://gohantabi.jp/article/17689
ねぎや玉ねぎのシャキシャキとした食感と豊かな甘味。ゴロッとした豚肉は、その弾力でもって、良きアクセント役となっています。
コシのない麺と共に“はふっはふっ”しながらすすれば……思わず口角が上がります、きっと。
「チューシューメン」
昔ながらの中華そばを想起させる、王道的ビジュアル。
また、脂控えめで口当たりの良い豚チャーシューは厚めにカットされ、計4枚泳いでおりました。
これで税込680円という価格設定ですから、お店の皆さんに感謝せずにはいられません。
最後に、最新のメニュー表を。

ごちそうさまでした!!
久々に対面した「豚そば」と「シュウマイ」とのコラボレーションは最高でした。
ぜひまたオジャマさせていただきます!
では、次の「かぬまシウマイ」を求めて──
以下、参考にさせていただきました。感謝します。
■かぬまシウマイマップ
https://drive.google.com/file/d/1d2tcBA_Zj3pbhG69xvwPTWOb_Q8W11cW/view
■かぬまシウマイ
https://twitter.com/kanumasiumai
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
Twitter:https://twitter.com/yamaneco79
MAP
- 安喜亭
- 日本、〒322-0056 栃木県鹿沼市下材木町1361 GoogleMapで見る
*この記事は2021年12月時点の情報を基に作成しています。
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※本記事は、2021/12/09に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
横浜に拠点を構える「シウマイ」の崎陽軒と栃木県鹿沼市には、実は深い縁があるんです!