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停車時間はわずか30秒!山形県・峠駅の立ち売りからしか買えない「峠の力餅」

山形県

山形県を旅する方におすすめしたい『峠駅の立ち売り』(山形県米沢市大字大沢)について紹介している記事です。

昔ながらのホームで立ち売りが今もいる駅が、山形県にあります。それはJR奥羽本線の「峠駅」。わずか30秒の停車時間の間に購入する「峠の力餅」が絶品だと、鉄道ファンの間では話題なのです。

それでは、出発進行!!

「峠駅」があるのは、福島駅から普通列車に乗って4駅目。この区間は山形新幹線が走行する区間でもあります。

「峠の力餅」を前にまず立ち塞がるハードルが列車本数。「峠駅」に停車する列車は1日で上下12本のみ。福島駅8時37分発の次は12時51分発です。

間違っても、山形新幹線には乗車しないように。もちろん「峠駅」には停まらないですし、車内販売でも「峠の力餅」はありません。

福島駅を発車して約30分。板谷峠と呼ばれる、奥羽本線最大の難所を走る列車。「峠駅」はもうまもなく。わずか30秒の停車時間の間に購入する、緊張のミッションがスタート!

「ちから〜もち!峠の名物〜ちから〜もち!」

雪よけのシェルターに響く売り子さんの掛け声。

「ああっ、ちょっと遠い」

列車を降りて駆け足で売り子さんの元へ。手に握った1000円をサッと手渡し、ずしりと重い箱を受け取りました。無事ミッション完了!

飛脚が描かれた包み紙。「昔も今も」の言葉がまさにその通り。では、オープン!

なんて美しい大福なのでしょう!白粉に包まれたまん丸な大福が8つ。ひとつひとつがずっしり重い。

きめの細かいモチモチの餅。上品な甘さにほんのり塩気が広がるこし餡。実にうまい!

昔ながらの立ち売りから購入する絶品大福。皆さんもぜひ、30秒のミッションに挑んでみては!



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*この記事は2021年10月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

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※本記事は、2021/11/19に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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