コミック「聖樹のパン」の舞台・小樽でパンをテイクアウト!人気の5軒を食べ比べ

北海道を旅する方におすすめしたい、コミック「聖樹のパン」の舞台にもなった『小樽』周辺のお店について紹介している記事です。『マル谷製パン』、『カトルフィーユ アトリエ ゼニバコ』、『パン ヨルトノ』、『エグ・ヴィヴ』、『ベーカリー オンディーヌ』などのパン屋さんや、『曲廣屋』など是非立ち寄ってほしいおすすめのお店を紹介しています。
小樽を舞台にしたコミック「聖樹のパン」が人気を集めています。聖地巡礼をする方もいらっしゃいますが、今回ご紹介する特定のパン屋さんがモデルということではありません。
今回はパン好きのお友達4人にも食べ比べに参加いただき5店をできるだけ客観的にお伝えするようにしております。どこが一番ということではなく、皆さんのお好みを見つけていただければという観点です。
基本となるバゲットとクロワッサンを食べ比べてみました。バゲットを何種類も販売しているお店もありますが、当日たまたま手にはいった商品です。
お店によっては店内撮影禁止のお店もあるので、公平に外観と購入後の写真のみとさせていただきました。
※尚、重さは参考の測定値です。(諸条件により変ります)
旅人におすすめポイント
小樽で人気の5軒の「バゲット」と「クロワッサン」を食べ比べ

焼き方も、サイズも、粉も、味わいも個性あふれるパンが選べます。


1.朝里川温泉『マル谷製パン』
2.銭函『カトルフィーユ アトリエ ゼニバコ』
3.緑町『パン ヨルトノ』
4.忍路『エグ・ヴィヴ』
5.稲穂町『ベーカリー オンディーヌ』
お店の場所は小樽の東側から西側まであります。目的地に近いところに行ってみるのも良いですね。
パンはすべて当日に買い集め、そのままとリベイクの2種類の食べ方を試しました。
1.『朝里川温泉』の入り口にある『まる谷製パン』

「バゲット」焼き色がきれいでした。クラムも食べる前から美味しそう。
クラストも旨味があって美味しくいただきました。
356円/本(257g)

「クロワッサン」の巻きがとってもきれいです。
バター感は今回の中では中くらいの感じです。
ややしっかり目の巻き、サイズ感は普通ですが食べごたえもしっかりあります。
226円/個(50g)
「バゲット」や「カンパーニュ」を中心にドライフルーツを使ったパンもあります。
◆2020年4月移転オープン
※予約、お取り置きしてくれます。

MAP
- まる谷製パン
- 日本、〒047-0154 北海道小樽市朝里川温泉2丁目692-30 GoogleMapで見る
2.銭函の海のすぐそば『カトルフィーユ アトリエ ゼニバコ』

1本クープがとてもきれいな「バゲットトラディショナル」。
エッジの立ち上がりも食欲をそそります。
クラストがサクッとキレ、中はふわもちした感じです。
オリーブオイルやブルーチーズと食べてみたいです。
367円/本(295g)

「クロワッサン」の巻きが非常に薄くて細かいです。
リベイクすると皮がパリっとこぼれ落ちる感じです。
高級な発酵バターの香りがとても良い香りです。
248円/個(54g)
バゲットは4種類、「焼きカレーパン」や「銭函あんぱん」デニッシュ類も充実しています。
◆2020年4月移転オープン。
※予約、お取り置き不可です。

MAP
- カトルフィーユ アトリエ ゼニバコ
- 日本、〒047-0261 北海道小樽市銭函2丁目4−6 GoogleMapで見る
3.急坂を登り切った高台の住宅街の元グラススタジオをリノベーションした『パンヨルトノ』

素朴な外観、焼きは今回のなかでは一番濃かったです。
クラストはもちもちした感じです。
数種類の天然酵母を使用しているそうです。
291円/本(233g)

「クロワッサン」の巻きは一番しっかり、厚みがある食感です。
バターの使用感は少な目なのでハイカロリーを気にする方には良いかもしれません。重さがあり食べごたえが一番ありました。
194円/個(82g)
道産小麦をメインに、店内で自家製紛した全粒粉を使用しています。
酵母は数種類の天然酵母を使用、ハード系のパンが中心です。
◆2019年9月オープン
※一部のパンは予約可

MAP
- パン ヨルトノ
- 日本、〒047-0034 北海道小樽市緑3丁目12−41 GoogleMapで見る
4.お店の前の忍路の海蝕崖を眺めながらクロワッサンを食べるのが定番の『エグ・ヴィブ』

焼き色は中くらい、しっかりした皮が美味しく、クラムにも旨味があります。
気泡の感じが良かったです。
410円(260g)

巻きは薄く細かく、バター感も多めです。
皮も軽くパリっとしています。
259円(60g)
こだわりの薪釜でパンを焼くために忍路に開店。
ハード系、クロワッサン、柑橘類を混ぜたパンなどがあります。
◆2000年オープン
※1週間前から予約を受け付けています。

MAP
- エグ・ヴィブ
- 日本、〒048-2561 北海道小樽市忍路1丁目195 GoogleMapで見る
5.小樽に本格的なパンを最初に紹介した『ベーカリーオンディーヌ』

焼き色は一番浅めです。
クラスト薄めで食べやすいので、スモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチを作るのに良いという意見がありました。
320円/本(270g)

外側に照りがあります。シロップで少し甘く仕上げているそうです。
巻きは軽めでサクサクいただけます。
180円(35g)
『オーセントホテル小樽』の中にあり、ホテルメイドのパンを気軽にいただけます。
北海道産小麦やバター有精卵など、こだわりの素材で焼き上げています。
「プレミアム食パン」「プレミアムバターあんぱん」が人気です。
◆1998年6月オープン
※予約・お取り置きをしてくれます。

MAP
- オーセントホテル小樽
- 日本、〒047-0032 北海道小樽市稲穂2丁目15−1 GoogleMapで見る
今回のパン食べ比べの会場『曲廣屋』さんの紹介です

今回の「パン食べ比べ」の会場の『曲廣屋』さんです。パン好きの女性オーナーが手造りぱんをカフェで販売しています。野菜たっぷりの日替わりのランチプレートがいただけます。今回の食べ比べを提案したら、快く会場をお貸しいただきました。
この日のランチプレートは「6種サラダ」「切り干し大根サラダ」「蓮根とチキンソテー粒マスタードソース」ご飯(丸い遠藤商店のブランド米)か自家製パン盛り合わせが選べます。

昼酒もオーケーです。通常は6種類提供されます。
オーナーに好みを伝えるといろいろチョイスして説明してくれるので日本酒初心者でも安心してお任せできます。オーナーが女性なので働く女性の一人飲みにも最適です。

このメニューがおすすめ!
ヨルの「あてプレート」は肉、魚、野菜など日本酒がすすむアテ

家庭料理定番の「ポテサラ」もお酒とよく合います。
「落葉茸の南蛮漬け」や「カジカの子の醤油漬け」など季節のアテも出しています。
大吟醸の飲み比べなんてのも楽しいですね。
以前は金物屋さん、正面はシャッターが閉まっています。
横の入り口前に小さな看板なので、非常に見つけづらい隠れ家カフェです。
昼は「手造りパン」と「ランチプレート」のカフェ、夜は「日本酒」と「あて」の店として覚えておくと便利なお店ですよ。
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
ブログ:https://ameblo.jp/nomikuikoubou/
Instagram:https://www.instagram.com/sanohkk/
MAP
- 曲廣屋
- 日本、〒047-0034 北海道小樽市緑1丁目2−14 GoogleMapで見る
*この記事は2021年3月時点の情報を基に作成しています。
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*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。
※本記事は、2021/05/28に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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