函館散歩&食べ歩きコース!日本最古のコンクリート電柱や「小いけ」の印度カレー

北海道を旅する方におすすめしたい『函館』周辺のお店について紹介している記事です。『金森赤レンガ倉庫』、『カトリック元町教会』、『日本最古のコンクリート電柱』、『元祖インドカレー 小いけ』、『恵比寿屋食堂』など、是非立ち寄ってほしいおすすめのお店やスポットを紹介しています。
函館の街の散策を楽しむ!

異国情緒あふれる函館ですが、訪問の際に訪れるべき場所を紹介しましょう!
まずは、『金森赤レンガ倉庫』です。
赤レンガ倉庫群の名称で、金森商船株式会社が管理・運営を行っています。
金森商船は、大分県出身の実業家初代渡邉熊四郎が明治時代に開業した「金森洋物店」が起源です。
現在はショッピングモールやビアホール・レストランが入居していて、函館の観光名所となっています。
倉庫の向こうには函館山を見ることができます。

観光で訪れたい坂の1位に選ばれている『八幡坂』です。
真っすぐに函館湾へと伸びた270メートルの一本道の眺めは壮観です。

こちらは『二十間坂』です。
函館山山麓から明治館や朝市まで続く坂で、二十間(約36メートル)という広い道幅を持つ坂なので、二十間坂という名前が付けられました。
一面に広がる石畳や、道の両脇にたくさん立ち並ぶ和風・洋風建築物など、見た目も華やかな坂です。

『カトリック元町教会』です。
大三坂先のチャチャ登り(チャチャはアイヌ語で「お爺さん」の意)へ入る手前に建つカトリック元町教会は、12世紀のゴシック建築様式を用いた、高くそびえるとがった屋根の大鐘楼が特徴です。
徳川幕府が発布していたキリシタン禁教令が廃止されるのに先駆け、キリスト教宣教再開の象徴として、横浜と長崎に建立するカトリック教会と並び、国内では最も古い歴史を持ちます。
MAP
- カトリック元町教会
- 日本、〒040-0054 北海道函館市元町15−30 GoogleMapで見る

ここで穴場の情報!
『日本最古のコンクリート電柱』です。
二十間坂を下った先、赤レンガ倉庫群近くにある角柱型の電柱は、大正12(1923)年建造の日本で最も古いコンクリート電柱です。

今から約90年前の大正12(1923)年、元北海道拓殖銀行函館支店が鉄筋コンクリート造りで新築された際に、その建物との釣り合いのために北海道拓殖銀行が資金を提供し、函館水電株式会社(現北海道電力)が特別に建てたものです。
この後、拓銀を挟むようにもう1つ同様の電柱が建てられたため、この2つの電柱はセットで「夫婦(めおと)電柱」と呼ばれた(もう1つの電柱はすでに壊されていて、現存するものは平成に作られたもの)そうです。
この電柱が建てられた当時、電柱と言えば円柱であり木製でしたが、これは珍しい角柱形で、函館が大火の多い街であること、拓銀の建物とマッチさせることを考慮して、コンクリート造りになっています。
今も現役で使われていて、歴史の重みを感じることができます。
MAP
- 日本最古のコンクリート電柱
- 日本、〒040-0053 北海道函館市末広町15−1 GoogleMapで見る
旅人におすすめポイント
観光客にはあまり知られていない老舗大衆カレー店!

函館市電宝来町駅から歩いて2分ほど電車通り沿いから細い路地を入ったのところにある『元祖インドカレー 小いけ』です。
創業は昭和23年、創業当時の味を今に至るまで守り続けている老舗です。
地元客をはじめたくさんの人々が訪れ、店内はいつも活気にあふれています。
カレーはノーマルの他にカツ、ハンバーグ、チキンステーキなどのメニューがあり、中でもカツカレーは人気No.1です。
このメニューがおすすめ!
こちらが「カレー」です!

ソースボートに入れられて登場!
カレールーを豪快にライスに注ぎます。
ライスは硬めに炊き上げられています。
カレールーは、サラサラ系で小麦粉っぽさを残しつつ、果物や野菜がじっくり溶け込んであるようで、バターのコクも感じられます。
食べ始めはあまり辛さを感じませんが、後から辛さがやってきます。
スパイスも効いており、あっという間に完食です!
MAP
- 元祖インドカレー 小いけ
- 日本、〒040-0043 北海道函館市宝来町22−4 GoogleMapで見る

そして外せないのが朝市での朝食ですよね。
朝市は函館駅前にあって、とても便利です。

朝市のお店の一つ、『恵比寿屋食堂』を紹介します。
函館駅に面したビルの中に入っています。
店内はこぎれいな感じ。
1・2階合わせて44席もあって結構な広さです。

いろんな丼がある中、こちらは「いか三色丼」です。
もれなく、みそ汁とたくあんが付いてきます。
わさびを醤油で溶いて、丼にかけます。
まずはイクラのプツプツ感を楽しみます。
イカは歯ごたえたっぷりで甘さを感じます。
ウニはとろ~りとした甘みが口に広がります。
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
MAP
- 恵比寿屋食堂
- 日本、〒040-0063 北海道函館市若松町9−15 函館朝市 どんぶり横丁内 GoogleMapで見る
*この記事は2019年9月時点の情報を基に作成しています。
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函館朝市「茶夢」の小鉢がどんどん出てくるのが好きです。https://ameblo.jp/nomik
※本記事は、2020/11/16に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
多くの方の旅のあこがれの地である函館では、朝市など新鮮な海産物のほかに美味なカレーもお勧めです!