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目の前を路面電車が走る!長崎らしさと名物「揚げかんぼこ」が味わえる専門店へ

長崎県

長崎県を旅する方におすすめしたい『長崎揚げかんぼこ研究所』(長崎県長崎市万屋町1−1)について紹介している記事です。

旅人へひとこと
目の前を路面電車が走っており、長崎らしさを200%楽しめる地元の人にも人気の揚げかんぼこ専門店です!
長崎出身の まりも です。
食べ歩きが趣味で長崎・福岡をメインに練り歩いています。
コミュ障なので、店員さんとの距離が近すぎるお店や常連さんで賑わっているお店に入ることが出来ないのが悩みです。笑
長崎ではここ数年、美味しくてお気に入りの飲食店が、ある日突然閉店することが多く、とても悔しい想いをすることもしばしばです。長崎グルメを盛り上げるべく、地元の人にも、旅行で訪れた人にも楽しんでいただける、お気に入りのお店を紹介していきたいと思います。

情緒があふれすぎている 『長崎揚げかんぼこ研究所』

「かまぼこ」の事を長崎訛りでは、「かんぼこ」といいます。
海が近く魚がたくさん取れる長崎では、揚げかんぼこは普段からよく食しており
そんな地元の名産を、あつあつの揚げたてで提供してくれる専門店があります。
長崎の良さを200%楽しめる 古きを活かした新しいお店です。
長崎人ならおなじみ、メガネのコクラヤ近く。眼鏡橋もすぐ近くなので観光客の方にもぜひおすすめしたいお店です。
横断歩道の所、わかりにくいのですが線路があります。
お店の目の前に路面電車が走っているんです。あまりにも近すぎる!
私が県外から長崎へ遊びに来た知人を連れていくなら、『長崎揚げかんぼこ研究所』を候補に入れますね。
リーズナブルながら味も雰囲気も長崎らしさを味わえる、良店です。

1Fは立ち飲み屋。2Fはお座敷でセルフサービス

古民家をそのままお店にしているのですが、1Fの立ち飲み屋が明るいうちから
にぎわっているので入りにくい感じはありませんでした。
2Fはお座敷となっており、見ての通り ザ・家!
人の家に上がり込んだ罪悪感をドキドキ感じるほど民家です。
佇まい、におい、雰囲気、すべて長崎のおじいちゃんおばあちゃんの家って感じです。
くんちの踊り町の手ぬぐいや、焼き物など長崎ゆかりのものが飾ってあります。
古民家をリノベーションでおしゃれに生まれ変わらせたお店は数多くあれど
古さをそのまま活かしたお店ってなかなかありません。
だからこそ、長崎らしさを感じるには絶好のお店です。

旅人におすすめポイント

路面電車が通るたびガタンゴトンと揺れる店内

お店から路面電車の距離が近く、振動を身近に感じます。2月はランタンで彩られ、10月は長崎くんちの庭先回り。
ぜひ2Fのお座敷を利用して見て下さい。長崎らしい異国情緒あふれる景色が楽しめます。

眼鏡橋などの観光スポットや思案橋や浜の町アーケードといった繁華街も近く、サク飲みで地元の人に人気のお店ですが観光で来た人にもおすすめです。

時代をタイムスリップ!居酒屋メニューの注文は拡声菅で。

こちらのお店の一番風変わりな所は、この拡声菅を使っての注文方式。

自分で注文して自分で受け取るセルフサービスになっています。

これはちょっとコミュ障の自分には難易度高い気もしましたが

そんなに大きな声を出さなくてもしっかり1Fの厨房まで自分の声が届いていたのでびっくりです。

拡声菅ってすごいのね・・・。

テーブル番号と料理、数量を拡声菅で注文後、「〇番さんどうぞー!」っていう合図とともに飲み物や料理が拡声菅のボックス上に現れる。これ結構楽しかったです。

専門店ならではの種類が豊富な、揚げかんぼこメニュー

居酒屋で揚げかんぼこを置いているお店は多いのですが、ここまで色んな種類を取り扱っているところはありません。

・「えそ」

・「あじ」

・「ピリ辛豚バラ入」

・「コーン」

・「もやし」

・「青のり」

・「うずら竜眼」

・「チーズ」

・「たこ丸」

・「山芋」

・「紅生姜」

・「ハトシ」

・「チーズハトシ」

・「磯辺揚げ」

などなど豊富です。


いずれもお値段は

2枚で300円/6枚盛り600円/10枚盛り1,400円。

「ハトシ」「チーズハトシ」「磯辺揚げ」は200円。

と、リーズナブルでサクのみに最適なお値段設定です。

このメニューがおすすめ!

揚げたての「ハトシ」は、サクサク!中はふんわりとろーり!

「ハトシ」とは、食パンにエビなどのすり身をはさんで揚げたものです。
長崎の郷土料理ですが実際は普段から気軽に食べるものでもなく、また食パンを揚げていることから油っこさが苦手という地元人もいます。実は私もそうでした…
揚げたてのこちらの「ハトシ」は今まで食べてきた中で一番おいしく、好物になりました!
くどくなる感じが無くオヤツ感覚でいただけます。
普段は高級店の中華のお店や卓袱料理屋などで味わうことが出来ます。

また、おくんち・ランタンフェスタなどのシーズンでは屋台などでも気軽に食べることも出来るのですが、まずはこちらのリーズナブルなのに、やたらと美味しい『長崎揚げかんぼこ研究所』の「ハトシ」に挑戦してもらいたいです。


「えそ」「あじ」「チーズ」はマスト!

「えそ」は柔らかい食感。「あじ」は歯ごたえのある食感です。

マヨネーズとの相性は言わずもがなバッチリ!

「チーズ」はじゅわっと、とろけます。恥ずかしくなるくらい何度も追加注文しました。


「磯辺揚げ」も、間違いないおいしさ。

長崎の新鮮な魚をすり身にするので、長崎のかんぼこは一味違う。

長崎のすり身文化は根強いです。若いころ「長崎一番」という長崎で知らない人はいない

かまぼこ屋でアルバイトしていた時に「超」高級かまぼこ(1本2,000~3,000円とか)を味見した時があるのですが、お値段が高ければ高いほど歯ごたえが強くなります。上質なすり身をふんだんに使う分、一見固いと錯覚するくらいの弾力になるのです。

そしてビックリするほど魚の風味も同時に広がります。


高級なかまぼこに限らず長崎で作られているものは、スーパーの100円前後のものでもみずみずしく、弾力があります。観光で来られた際には食感の違いを試してみてください。

1Fは立ち飲み屋さん。サクッとつまむのもまた良し!

1Fは立ち飲みスタイル。賑わっています。
もちろん「揚げかんぼこ」以外のメニューも取り揃えています。
しかも200円の小鉢メニューが充実。高いものでも500円などです。
グルメ観光でお腹いっぱいでも、リーズナブルにサクッと一杯出来るので候補に入れておきたいお店です。
※ちなみにお酒が極端に弱いコミュ障の私には立ち飲み屋さんはレベルが高く人生で一度も訪れたことがありません…。とても憧れています…。

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:http://gake-petit.xyz/
Twitter:https://twitter.com/malimo_gake

MAP

長崎 揚げかんぼこ研究所
日本、〒850-0852 長崎県長崎市万屋町1−1 GoogleMapで見る

*この記事は2019年4月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

※本記事は、2020/10/12に公開されたものです。記事内容は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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